スタッフブログ
- 2023.09.29
- ドライアイスについて
皆様こんにちわ!
9月も終わりですよ…
暑い(;゚Д゚)
もう一回言います。
暑い(;゚Д゚)
今年の夏はかき氷、アイスなどなど、たくさん食べたのではないですか?(笑)
さて、先日のネットニュースで、ドライアイスに関する事故が取り上げられていましたので
わたくしどもからもお伝えしたいと思います。
ご存知の通り、故人様のお体を保つため、葬儀社ではドライアイスを大量に使用します。
今は、ドライアイスと併用して使う保全材などのお薬もあり、使用する量は減っている葬儀社様も
あるかと思いますが、お体を冷やして保全に努めるというのは基本です。
私たちの会社では、ドライアイスを使用させていただく際に必ずご遺族様に
「換気をしっかり行ってください。お棺のふたをあけて顔を入れたり、長時間お顔を近づけたりなさらないで下さい」
とお願いをいたします。
なぜかというと、二酸化炭素で中毒を起こすからです。
ドライアイスが溶けるとよく言いますが、正式には「気化して二酸化炭素に戻る」んです。
この二酸化炭素、無臭なので吸い込んだことに気付かず、意識を失い、最悪の場合は亡くなってしまう…という事になるのです。
空気中の二酸化炭素の濃度が30パーセントを超えると、即座に意識を失うそうです。
棺の中は、ドライアイスを入れて30分で二酸化炭素濃度が約30パーセント、その後、約90パーセントまで濃度が上昇すると言われています。
ですので、お顔を近づけることはとても危険なのです。
故人様と近くでお話をしたい、お別れを言いたいというお気持ちは私どもも理解いたしておりますが、
大事な故人様のお旅立ちの場で悲しい事故が起こらないよう、しっかり注意喚起を行っているのです。
この夏、冷凍食品・アイスクリームなどを購入し、ドライアイスをつけてもらった!という方も
たくさんいらっしゃると思います。
お水をかけるとスモークがモクモクして、お子様などは大喜びなさるでしょう(*^_^*)
ドライアイス使用時はしっかり換気をして、決してスモークを吸い込んだりなさらないよう、
十分にご注意ください!!
また、凍傷を起こしますので決して素手で触らないで下さい!!