スタッフブログ
- 2025.10.04
- ばあちゃんありがとう!
葉山葬祭ブログをご覧の皆様、こんにちは!
10月に入り朝晩が若干涼しくなって、秋の空気を感じる今日この頃です。
今日は私の個人的なブログになります!少し長くなるかもしれませんがご容赦くださいm(__)m
遡ること一年前、2024年10月2日、実家の祖母が93歳で他界しました。
自分で出来ることは自分で全部して、頭もしっかりしていて、おしゃべりが大好き、料理が得意なばあちゃん。100歳まで余裕で生きてくれるやろなって思えるぐらい元気なばあちゃんでした。
たった一週間の入院生活。あっという間に、こんなにあっけなく逝ってしまうなんて夢にも思っていませんでした。
そんなばあちゃんが亡くなる半年前、生まれ故郷である天草に数十年振りに家族総出で日帰り旅行をしました。
この旅行を思いついたきっかけというのが、私が葉山葬祭に入社する前にお世話になっていた勤め先の方の急な訃報でした。まだ50代でした。お酒が大好きで、仕事の手際が良くて、人混みが苦手で、私の悪ノリを
「へっ( ゚Д゚)」
って顔で笑ってくれる、字が綺麗な優しい方でした。
たまたま新聞をみていたらお悔やみ欄に名前が載っていたので、「え?ただの同姓同名よね…」と思いながらも、念の為火葬場に電話して、どこの葬儀社さんがされているか確認しました。間違いなくご本人でした。
この仕事に携わって18年、亡くなるのは年齢順ではないこと、病気じゃなくても体調が急変して亡くななる人もいる、そのような方々を見送ってきてわかってはいたつもりでした、わかってはいましたが今回の訃報があまりにショックで…
どこかで元気にしとんなるやろうけん、たまにはラインでも送ってあの頃のみんな集めて飲みにいきたいな、なんて今更思ってももう出来ません。本当に後悔しました。
改めて命の大切さを痛感しました。
そうだ、人はいつか亡くなる。ばあちゃんが元気なうちに天草に連れていこう!
そう思ってこの旅行を企画しました。
他所に住んでいる弟たち家族にも協力してもらって、みんなで出かけることが出来ました。今思えば本当にあのとき連れていけてよかったと思っています。
まさか半年後にちょっと体調悪くなって病院行ったら、急性白血病って診断されて。かと思ったら一週間で亡くなるとか思わんでしょ?
感謝の言葉を伝えたり、プレゼントを贈ったり、身近な人になるほどなかなか恥ずかしくて出来ないかもしれません。
でも亡くなったら何もできません。
お花を供える、お坊さんにお経をあげていただく、好きだったものをお供えする、故人を思い出す。それぐらいでしょうか。だから生きているうちにたくさん伝えて、たくさん行動に移して、悔いのないようにしないといけないと思います。
ばあちゃんと一緒に天草を歩けたこと、手を繋げたこと、一緒にご飯を食べたこと、自己満かもしれませんが私は本当によかったと思っています。ばあちゃんありがとね!
最後に

天草の実家で泣きながら仏壇に手を合わせるばあちゃんの後ろ姿(´▽`*)素敵!
長文になり失礼しました!吉田